偽りの愛言葉

「あー…してたね、ごめん!なんか客が帰ってくれなくて…それで流れ的に…」

「分かってます!だから…余計に仕事まで縛っちゃダメなのに…」

「別にいいよ。ヤキモチくらい。俺妬いて欲しいし。」


身体を引き寄せて、ギュッと抱きしめた。


安心して欲しい。


俺は梓ちゃんしか好きじゃないってこと。


笑っちゃうくらい君しか映らないんだもん。


「迷惑じゃないですか…?」

「バーカ。考えすぎなくていいの。もっとワガママ言って甘えてよ。」

「は、い…」


照れてるの?


耳なんて真っ赤かだよ。


店じゃなかったら、キスしてたのに。