偽りの愛言葉

「困った子猫ちゃんだなー…本当。」

「ニャー。」

「勘が鋭いんだから。でも頭が良い証拠だな。俺に似て。」


頭を撫でると気持ち良さそうに目を瞑り、ゴロゴロと喉を鳴らした。


「つーか、これクリちゃんの仕業か?」


ソファーにいつもは置いてあるクッションが、床に転がり落ちてる。


可愛いから許すけどね。


「…って、クリちゃん?」


俺の元から離れては、違う部屋に行ってしまった。


「なんだよー…相変わらず気まぐれだな。」


そこも俺にとっては、めっちゃ萌えるけど。


気まぐれなツンデレって1番魅力的だと思わない?


普段は見せないデレを、いつ魅せてくれるかと思っただけで…


ゾクゾクするぜ。