偽りの愛言葉

___ガチャン。


あれ…なんで閉まった?


今、鍵開けたはずなんだけどな。


不思議に思いながらも再び鍵を入れた。


寒すぎて、マジ無理だからぁー!!


「ただいまー。」


俺の声に反応したのか、走りながら駆け寄ってくるクリちゃん。


足元にスリスリ。


「本当クリちゃんは可愛いな。疲れが、一気に吹き飛んじゃう。」

「ニャー!」

「フフ。それ返事してるつもりなの?」


なんかクリちゃん見てると寒いとか、どうでも良くなってきた。


そんだけ、俺って溺愛してんのか?


ハハ…親バカな飼い主だな。


だからって、おやつ開け過ぎはいかんいかん。


最近のクリちゃん。


ちょっと太ってきたもん。


全体が、まん丸のぷくぷくって感じ。


「今日は少し減らそうなぁー。」

「……」

「クリちゃん?どうした。食べないの?」


俺の方ばっかり見つめて、エサ皿には飛びつかない。


もしや……