偽りの愛言葉

珀side



仕事が終わって夜道を歩きで帰る今。


「ヘックシュン!あー、さみっ…」


いつでも風邪を引きそうな寒さ。


家から店まで近いから、全然歩きでいいんだけど…


寒い冬の季節は地獄に感じるわ。


早く家に帰りてぇー!!


手だって氷みたいに冷たいから…。


「やっと…着いた。」


エレベーターで上階まで上がる。


鏡にふと映る自分の姿を見て、ため息をつく。


「俺って所詮。顔だけなのかよ。フッ、」


まぁー。


この顔に生まれてきたお陰で、今の自分が居るからな。


感謝はしねぇとバチが当たるよな。