偽りの愛言葉

「悪いからいいよ。せっかくの綺麗なハンカチが台無しじゃん。」

「使ってください!そうじゃないと私の気が済みません…」

「はいはい。お言葉に甘えて使うね。ありがと。」


ドキッ…。


頭に乗せられた風神さんの手。


触れられただけで、どうしてこんなにも早く鼓動が…?


「は…い…」

「フフ、なんでぎこちないの。」


だって…


必死に赤くなる顔を隠すのに、必死なんです…っ!