極上の愛をキミへ

千賀、元気かな?

ふと、学生時代のことを思い出し、千賀が元気じゃないわけないよねぇ。

だって、千賀はアホだし。

元気だけが取り柄みな人だった。

ご飯を食べ終わり、早速千賀に連絡を入れた。


『結衣〜、久しぶり』


普通、電話の第一声って「もしもし」だよね?

なんて、心の中で突っ込みを入れる。


「久しぶり」

『全然連絡寄越さないんだから!!帰って来てる時くらい、連絡しなさいよ』

「ごめん」


帰ってくる予定があれば、連絡はしただろう。たぶん。

けど、今回は急遽帰ってきたわけで・・・


『ねぇ、こっちに居るなら、久々に会えない?』

「うん。いいね」


次、いつ帰ってくるかもわからないし。