私は、今日この世から去った。

すべてが嫌で消えたかった……はずだったのに。

「ここ何処!?」

気がづくと辺りは真っ暗だった。

足元も見えなければ、光すら見えない。

そして、私は手に何か紙を持っていた。

辺りが暗くて見えないが、多分手紙かな?

あぁ、これがこの世の終わりの世界ってやつか……。

そう思った時だ、一つの光が私の目の前に現れた。

「ようこそ!第59番目の死者様!」
 
そこには、仮面をつけた黒いマントでスーツを着た一人

の男の人が立っていた。