「ひろみ、潤の話してるとき楽しそうだね」

綾に言われた。
「そうかな?でも潤楽しいんだもん!」

と綾に言ってみた。


綾はただ
だよねーと言って
それ以上聞いて
来なかった。


ある日
潤のクラスに言った。

「ひろみーっおはよ」
と私のところに
潤がきた。

「じゅん、おはよ。風邪ひいたんすか?(笑)」

マスクをしている
潤に笑ながらきいた。

「ちょっとな、てか何わらってんだよ!!」

と私のおでこに
デコピンをした。

この時、
私はドキッて
した。

些細な行動だけど
これで
私は潤が好きなんだ
と分かった。

いや
はじめから
ひかれる事を
分かっていたんだと思う。
こんなにも
好きなんだって...