姫華side

あらら、修平先輩倒れちゃった。

ん?これってあたしのチャンス?

ここで千尋ちゃんを呼べば抱きつける?

よし。

姫「ちひろちゃーん?こっちおいでー?」

ひめかぁ?なんて言いながら寄ってきた。
隣にちょこんと座り上目遣いで見てきた。

え、まって可愛い。
抑えきれないわ。

姫「千尋ちゃん可愛いいい!!!!」

そう言いながら抱きつき頭を撫で回した。

千「うぅん?ちぃかわいいの?」

可愛いよおおお。そういう所がもうやばい。

って、あ!
藍先輩にとられたー!


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藍side

私のせいでこうなった感じだよね?
じゃあ私が責任とんなきゃ?

藍「ちーちゃん。私のお膝おいで?」

千「せんぱぁい!」

ちーちゃんはそう叫びながら膝の上に乗ってきた。

喉が渇いたのか飲み物を探していて、見つけたのかそれを飲んでいた。

あ、みんなごめん。

またお酒飲んじゃったみたい。

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角矢side

うるせえやつらだな。
ここ俺の家だぞ?

少しぐらい静かにしろよ。

あぁ?!またうるさくなったし。

…なに?また千尋が酒を飲んだだと…?

はぁ…。藍もなにやってんだよ。

頭を抱えていると膝の上に何かが乗ってきた

千「かくやしぇんぱぁい♡」

おいおい、呂律まわってねーじゃん。
やばくね?

千「しぇんぱいぎゅーってしてぇ?」

角「お、おう。」

何流されてんだよ、俺。

俺の腕の中にいるやつはふふふ、と笑いながら俺の匂いを嗅いできた。

千「しぇんぱいとちぃ同じにおいだね?」

くっ、可愛すぎか…!

角「そうだな?だったら毎日同じ匂いになるか?」

そう言うと千尋は意味がわかってないのか可愛らしくコテンと頭を傾けて考えていた。

まわりのやつらは意味がわかったらしくうるさいけど。