みんなに私の過去を話してから何週間。
とくに何事もなく平和な日が続いた。

あ、でも零士が転んで怪我したとか類のギターが壊れたとかなんかしょーもないことは色々あったけどね?

あ、類のは失礼か笑

でも平和だなあと思ってたら突然事件がおきた。

それは昨日昼休みに来た後輩くんのこと。それはそれはびっくりすることでクラスのみんなもびっくりしてたもん。

あと少しで昼休みだけど今日は来るのかな?



姫「昼休みだよー!お昼ご飯食べよ?」
類「今日はあの後輩来んのかな?これから毎日来ますとか言ってたけど」

そうだよ。毎朝来ます!って言ってた…
どうしよう。毎日来られても…

冬「せんぱーーーーい♡」

あ、きた。
いま来たのが事件を起こした後輩くん。
高宮冬弥(タカミヤトウヤ)くんっていうんだけど…
昨日爆弾発言をしたんだよね。
それが

冬「せんぱい♡僕と付き合ってください?♡」

って言ってきたの。
私は知らない子だったから返事に困ってたら毎日来るので絶対おとしてみせます!なんて言ってたんだよね…

可愛くていい子なんだけど、ちょっと押しが強いってゆーか、なんというか、

冬「先輩聞いてますー?」

千「ふぇ?なに?」

冬「先輩可愛い♡だから、一緒にご飯食べましょ?って」

ああ、ご飯か。でも類たちと食べるからなあ…
一緒でもいいんだったらいいけど。

千「類たちと食べるんだけど一緒でもいいかな?」

冬「先輩と二人きりで食べたかったけど食べまれるだけ嬉しいんでいいですよ!」

そ、そっか…。もう類も姫華も苦笑いだよ…

クラスの男子はなんか怖い顔してるけどなんでだろ?
冬弥くんうるさいのかな?

女子は女子でいーな…って言ってる。冬弥くんと食べたいのかな?

作者(千尋と食べたいんだよ。鈍感娘が。)

ん?悪口が聞こえたような?空耳かな?

まあ、とりあえず4人で食べることにした。

普通に食べてると冬弥くんが驚きの行動をした。

冬「あ!先輩♡ご飯粒ついてるよ♡取ってあげる♡」

そう言ってほっぺに付いてたご飯粒を口でパクッと食べてしまった!

千「はぇ?!へ?!な、な、な、!!!」

類「っ、てめぇ、!」

な、な、なんで普通に取れないの!?せめて手でとるとかしてくれてもよくない!?

恥ずかしいよ…
そう思い両手をほっぺに当ててるとクラスのみんなと目が合ってしまった。

ど、どうしよう!見られてたよね!?うわああああ…!!!

心の中で恥ずかしがってると一護たちが私たちに近づいてきた。

一「おい、お前。さっきのどういうことだ。」
零「そんなことして許されると思ってんのか」
桐「流石の俺もイラってきたかな?」

え、え、一護たちこ、こわいよ?
桐生の笑顔が1番こわい…!

冬「どうしたんですか?先輩方。僕は千尋先輩に告白したんですよ?アピールしても良くないですか?……トロトロしてると僕が奪っちゃいますよ?」

最後の方が聞こえなかったけどなんかすごい挑発しているのだけはわかった。