そういえば類たちとぜんぜん連絡とってない…!
携帯携帯!
あった!

めっちゃ着信とメール来てる!
とりあえず電話しよ…

プルルル、プルルル────

類『もしもし?!千尋?!あんたどこいんのよ!!!!』
千「る、類?落ち着いて…」
類『落ち着いてられるかー!!!今まで電話出ないで何してたの!』


視線を感じてたことからさっきのことまで全部話すことにした。

類『なんで視線感じてたのに言わなかったのよ!あんたが早く言ってればこんなことになんなかったでしょーが!』

千「まあ、そうなんだけどね…迷惑かけたくなくて…ごめんね?えへっ」

類『えへっ、じゃないの!…まあ、でも無傷じゃないけど助かってよかった…その鈴木先輩?にお世話になるんだよ。あとで住所聞いといて。明日にでも迎えにいくから』

千「わかった。でも傷が治るまでここにいろって言われてるんだけど…」

類『じゃあそうしなさい。うちからみんなに伝えとくから』

千「うん…。ありがと。」

類『どういたしまして。じゃあもう夜も遅いし、寝な。おやすみ。』

千「おやすみ。」

ツーツーツー────

類はなんだかんだいって優しいな…
ちゃんと鈴木先輩に住所聞いとかなきゃ。