大翔の家に行った翌日
私は少し警戒していた
昨日鋭い視線を感じたし、また色々言われるんだろうな…
そう思いながら登校して下駄箱を開けた時私は少し驚いた
毎日入っていた紙が今日は入ってなかったのだ
なんで...?
そして私は教室に入ってもっと驚いた
いつも飛んでくる罵声が聞こえないのだ
なんで...?なんで...?
そこでハッとした
"いじめから守ってやる"
大翔の昨日の言葉が浮かんだ
まさか大翔たちのおかげ...?
私は少し胸が暖かくなった...
珍しく何事もなく席に着いていると
ピコン
と携帯がなった。
誰だろう、と確認すると昨日連絡先を交換したばかりの大翔からだった
【大丈夫か】
たったそれだけのメールだったけれど私の心は高鳴った。
なんて返そうか悩んでいるとまた携帯がなった
差出人は雅楽。
【今日の放課後空いてる〜?】
なんとも雅楽らしい文面に笑みが浮かぶ
【空いてるよ】
【じゃあ放課後迎えに行くから待っててね〜】
えぇ?昨日も遊んだけど...?
不思議に思ったが、それと同時に嬉しくなった私は
【りょーかい】
と返しておいた

