「あの、どこに向かってるんですか?」 体育館裏からしばらく言ってところで、私はそう尋ねた。 さっき一条先輩は“行こうか”と言ったけれど、私には全く意味が分からなかった。 「ん?屋上だけど。……って大丈夫?」 こちら顔を向けた一条先輩先輩が眉を寄せた。 多分、頬のことを言ってるんだろう。 「大丈夫です」 本当はズキズキと痛むけど、そう答えた。 「そっか、、、お、着いたよ。」 いつの間にか目の前には屋上の扉があった。