久しぶりに話せたと思ったら辛辣なお言葉が…



「何やってんの、とは…」



音楽室で一人で叫んでることについてでしょうか。



「えっと…

音楽室は防音だから、他の人には聞こえてないはずだから大丈夫だよ?」



「…違うし。」



「え゛」



じゃあなんだっていうんだ…



頭をひねっていると。



目の前に竜崎くんのどアップが。



ちゅっ。



おお、肌綺麗…



流石イケメン。



…じゃなくてっ!



「ちゅっ!?

ちゅっっていった今!?」



「…言ったな。」



「りゅ、竜崎くん、なにを…」



「何って…キス?」



「な、な、な…」





「お前の彼氏は俺だろ…」






それだけ言って、竜崎くんは、爆弾を落として音楽室から去っていった。


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「な、なんだったんだ…」



真っ赤になっているであろう顔を膝に埋め、私は初めて授業をサボったのだった。