「好きだバカ…」 「……っ!!」 すぅすぅと寝息を立て始めてしまった。 「…なんなの、もう……。バカ…」 胸が苦しい。 これも全部、大河のせいだ。 大河が変な事ばっかり言うから…。 結局この日、私は一睡も出来ずに朝を迎えたのだった。