しばらく車を走らせると大きいマンションの元に車が止められた。


「千愛…着いたぞ」


ぽんぽんと私の頭を撫で一緒に車から降りる。



「…玲央ありがとう…」



「あぁ。また、な?」


ほら、と手渡されたのは私が買い物したものと1台のスマホだった



「…こ、これは…?」


何かよく分からない、というと



「俺と千愛を結ぶもんだ」



玲央はそう言い残し、車の中へと乗り込んでいき車は元来た道へと引き返していった