私の最初で最後の恋

『命子…大丈夫?あの時から1人だったんだよね…ごめんね。命子…こういう時に一緒に…居られなくて…』

…少し高い声が言っている…この声は



「お母さん…?」



『俺があの時、飛び出してくる車に気づいていたらこんな事にならなかったのに…ごめんな。命子…頑張って生きてほしい…』


…低い声


「お父さん…?」



『命子や…1人にしてしまってごめんね…私がもう少し長生きしていたら…両親を亡くして辛かったのに、引き取ったのにすぐいなくなってごめんね…』

…弱々しい声

「おばあちゃん…?」



…なんで
私が大好きな人たちの声が…聞こえるの?

「お母さん…!」
『命子…ごめんね…』

「お父さん…!」
『すまない…命子…』

「おばあちゃん…!」
『命子や、頑張るんだよ…』



嫌だ…!嫌だよ!
私も連れて行って!もう1人なんて嫌だよ!

「私も連れて行ってよ!!」

『『『ダメよ、命子には未来があるはず。だから病気になんて負けたらダメだよ。』』』

「お母さん…お父さん…おばあちゃん…」


私はもう無理だよ…

「それならもう今死んでしまいたい…」