部活がおわっていつもの帰り道

まこと何気ない会話をしながら並んで歩く


「もなはさー
どうしてそんなに頑張れるの?」

まこが私に聞いてきた

「うーんなんでだろう
考えたこともなかった。」

だって頑張るのは当たり前でしょ?

「私がもし、もなだったらそこまで頑張れないよ」

そうだろうか

「そうかな?でも、まこだって頑張ってるじゃん」

知ってるんだよ。

まこはみんなに隠れて一人で頑張ってるの

「うちさー
たまにわからなくなるんだよね
なんのために私は頑張ってるんだって」