1限目の英語にはなんとか間に合い終了のチャイムが鳴ったあと愛花が私の方に瞳を輝かせながら近づいてきた。


「今日の夜さ宏太のバンドのライブがあるんやけど、ゆか一緒に来てくれへん??」


愛花は宏太の話になるとほんにんも気づいていないのか大きな瞳を輝やせながら話す。

私は少し迷ったが「いいよー!」
と答えた。

「ありがとうー!ゆか大好き!それでなライブやねんけど夜の8時から宏太らのバンドの出番やねん!だから7時ごろにゆかん家迎えに行くわ!」


「おっけーい!」と私は返事をした。