ただ“甘い”だけを感じてパンケーキを食べた。

「おいしかったね~」

彩香が笑いながらいった。

「そうだね…」

私は無理矢理頬をあげていった。


「…次行くよ!!!」

彩香はまた私の手をひきあるきはじめた。

私は彩香についていった。

電車にのり少し歩いて。


ついたところは。


空のお墓がある場所。

太陽さんから場所は聞いていたけど来たことがなかった。

「水くまなきゃね~」

そういって彩香はバケツに水を入れた。

私は霊園をただみつめた。