伊勢くんとショールームへ行った次の日、奈緒を見かけて手を振ったら、顔色が悪かった。
暇をみつけて受付に行くと、奥の医務室で休んでいるという。
コンコン、とノックしてから、
「奈緒、大丈夫?」
声をかけたら、奈緒はベッドに座ったまま男に抱きついてた。
「あっ、ごめんっ!」
私が叫ぶのと、男が振り向いたのが同時で。
霧島課長が、顔色ひとつ変えずに私を見ていた。
ドアを閉め、急いでデスクに戻った。
奈緒、大丈夫かな。
霧島課長と何かあったんだろうけど。
デスクに座ってボーッとしていたら、霧島課長が何食わぬ顔で戻ってきた。
私の右隣に座り、トイレから戻ってきたみたいに自然な感じでパソコンのキーをたたいてる。
なんなの、その態度。
奈緒を傷つけたりしたら、許さないんだから。
暇をみつけて受付に行くと、奥の医務室で休んでいるという。
コンコン、とノックしてから、
「奈緒、大丈夫?」
声をかけたら、奈緒はベッドに座ったまま男に抱きついてた。
「あっ、ごめんっ!」
私が叫ぶのと、男が振り向いたのが同時で。
霧島課長が、顔色ひとつ変えずに私を見ていた。
ドアを閉め、急いでデスクに戻った。
奈緒、大丈夫かな。
霧島課長と何かあったんだろうけど。
デスクに座ってボーッとしていたら、霧島課長が何食わぬ顔で戻ってきた。
私の右隣に座り、トイレから戻ってきたみたいに自然な感じでパソコンのキーをたたいてる。
なんなの、その態度。
奈緒を傷つけたりしたら、許さないんだから。