翌朝早く、羽田から新千歳空港へ飛び立った。
札幌駅のロッカーに荷物を預け、行ける範囲で観光した。
市場で海鮮丼食べて、夜は寒空の下でラーメンの列に並び、最後は泊まるホテルのバーで過ごした。
夜景がきれいで、キラキラまぶしかった。
雰囲気におされ、ふたりとも小声で話していたけど、話題がとぎれた瞬間、
「紗和、俺と札幌で暮らす気ある?」
伊勢くんが突然言うから、私は驚いて少しの間何も言えなかった。
「えっ・・・それって、どういう意味?」
「実はさ、俺、転職しようと思ってるんだ。
札幌に本社があるメーカーで、大学の先輩から誘われてて、ずっと断ってたんだけど」
「うちの会社に、不満があるの?」
「不満なんてないけど、俺もともと地方出身だし、あんま東京になじめなくてさ。
それに、紗和がいたから、紗和に告白できるような男になるまでは、東京で頑張ろうって思ってたから」
あまりにも突然のことで、正直何も考えられなかった。
「驚かせてごめん。
紗和との将来のこと、真剣に考えてるから。
俺と結婚して、札幌で暮らしてください」
札幌駅のロッカーに荷物を預け、行ける範囲で観光した。
市場で海鮮丼食べて、夜は寒空の下でラーメンの列に並び、最後は泊まるホテルのバーで過ごした。
夜景がきれいで、キラキラまぶしかった。
雰囲気におされ、ふたりとも小声で話していたけど、話題がとぎれた瞬間、
「紗和、俺と札幌で暮らす気ある?」
伊勢くんが突然言うから、私は驚いて少しの間何も言えなかった。
「えっ・・・それって、どういう意味?」
「実はさ、俺、転職しようと思ってるんだ。
札幌に本社があるメーカーで、大学の先輩から誘われてて、ずっと断ってたんだけど」
「うちの会社に、不満があるの?」
「不満なんてないけど、俺もともと地方出身だし、あんま東京になじめなくてさ。
それに、紗和がいたから、紗和に告白できるような男になるまでは、東京で頑張ろうって思ってたから」
あまりにも突然のことで、正直何も考えられなかった。
「驚かせてごめん。
紗和との将来のこと、真剣に考えてるから。
俺と結婚して、札幌で暮らしてください」


