コバルトブルーのきれいな源泉と、たくさんの湯気を目にしながらの告白なんて、もう一生ないと思う。
伊勢くんからの、2回目の告白。
「聞こえた、よな?」
「うん、聞こえた」
「霧島課長は、もっとカッコいい告白したんだろ?」
「比べたりしてないよ」
「俺が気にしてんだよ」
「私も、伊勢くんが好きだよ。
一緒にいて楽しいし、伊勢くんは優しいし。
けど、今はまだ早い・・・」
最後まで、言えなかった。
伊勢くんが、私の方へ手を伸ばして、私の前髪を押さえて、おでこにそっとキスしたから。
「早くねーから。
一緒にいたいってだけで、充分だから」
霧島課長は、おでこにキスしてくれたっけ?
そもそも、私は霧島課長のどこが好きだったんだっけ?
伊勢くんからの、2回目の告白。
「聞こえた、よな?」
「うん、聞こえた」
「霧島課長は、もっとカッコいい告白したんだろ?」
「比べたりしてないよ」
「俺が気にしてんだよ」
「私も、伊勢くんが好きだよ。
一緒にいて楽しいし、伊勢くんは優しいし。
けど、今はまだ早い・・・」
最後まで、言えなかった。
伊勢くんが、私の方へ手を伸ばして、私の前髪を押さえて、おでこにそっとキスしたから。
「早くねーから。
一緒にいたいってだけで、充分だから」
霧島課長は、おでこにキスしてくれたっけ?
そもそも、私は霧島課長のどこが好きだったんだっけ?


