くノ一です!

「あるにはあるケロな・・・」

「それはどこ?まさか公園の土管とかいうオチでは無いよね?」

カエルと柚花が交渉していたところに女性がお風呂に浸かりに来た。

「ひゃあ、気持ちいいです。ケロちゃんも気持ちいいですよね?」

それを見てカエルはその女性の肩に乗る。

「華音、1つお願いがある。この伊賀者を家に泊めてやってくれんケロか?どうもあちこちで悪さばかりする奴だから、どこにも泊めてもらえないらしいケロ」

「こら、クソカエル!伊賀忍者である事は言うな!あたしを泊めてくれなくなるじゃない!」

二人がいい合いしている中で華音は「いいですよ」と答える。

それを聞いてカエルは「はあ?」と驚く。

「華音!オメえ即答か!?少しは考えろケロ!あの甲賀の宿敵伊賀忍者だぞ!?オメェが寝ている間に暗殺とか平気でするような奴らだぞ!ケロ!」

「コラ!ボケガエル!あたしを誰だと思っているのよ!昔はともかく今の伊賀忍者はそんな姑息な真似はしないの。倒す奴は真っ向から倒すわよ。」

「華音!オメェ倒されるケロよ!」

「泊めてくれる恩人なら倒さないわ」

「泊めなかったら倒されるケロ〜」