「………っ!!」
そしたら大輝くんは勢いよく前を向いた。
「………?大輝くん……?」
彼の名前を呼ぶけど反応がない。
ただ、片方の手で自分の顔を覆っていて、少し震えているように見えるのは気のせいだろうか?
「大輝くん、大丈夫………?」
「やばい、可愛すぎて無理、見れねぇ。」
大輝くんは前を向きながらそう言ったから、彼の表情はわからない。
少し大胆すぎたかな。
いつもこんなことしないし……。
と不安になる私だったけど、今日くらいはいいやと思い直す。
そうだよ。
だって今日は、大輝くんに私の気持ちを伝える作戦を実行しているのだから。



