ーー「私、見つけたよ。遥の順位を上げる方法。」
「え?本当!?」
4人で美味しいケーキを食べ終えたあと、少しゆっくりしていたら突然凛がそう言い出した。
本当に順位が上がるならぜひとも聞きたい。
「それはねぇ……ご褒美を用意するの。」
「ご褒美……?」
またニヤリと笑う凛に嫌な予感がする……。
「そう、ご褒美。
もちろんそれを与えるのは武本くんだよ。」
「え……?」
ご褒美を大輝くんが与える……?
どういうこと?
「ご褒美は何でもいいのよ。
例えば、順位が上がったら武本くんが遥の行きたいところに行ってデートするとか。」
「そんなのご褒美じゃなくても遥が行きたいところなら、いつでもデートするし。」
「だ、か、ら!それじゃご褒美の意味ないでしょ!そういうのを作って、遥に頑張ってもらって順位を上げる!
ね?いい考えでしょ?」
凛は木下くんを見る。
「んー、ありがちな考えだと思うけど……。」
そう言って苦笑いする木下くん。
確かにありがちなのかも………。
「とりあえず!今回はそれで行こう!
さぁそうと決まればご褒美何にするか決めよう!」
強引に話を進める凛。
ここまできたら、誰も凛を止められない。



