冷たい彼は私に溺愛






そして1時間目が終わり、休み時間に入る。




「ねぇ河野さん、早速なんだけど明日の土曜日っていける?」




休み時間に入るなり、木下くんに話しかけられた。




土曜日……まさか休日とは思ってなかったけど、特に予定もなかったから私は




「うん、いけるよ!」と言った。
「じゃあ決まりで。」




木下くんはそう言ってにこりと笑った。




「あ、場所はどうする?」
私がそう聞いたあと、木下くんが答える前に突然横から




「それ、俺も参加する。」という声が聞こえてきた。



見ると………大輝くんがそこに立っていた。
少し不機嫌な顔をして。



すると今度は凛も
「なになに、なんか面白そう!私も行く!」
と入ってきた。




私はどうしたらいいのかわからなかったけど、とりあえず




「木下くん、別にいいよね?」と言った。




その時の木下くんの表情は、少し落ち込んでいるように見えた。





「あーあ、最悪。
河野さんがいいなら、別にいいけど………。」



最悪?なんで最悪なんだろう……?




「遥が嫌っていうわけねぇだろ。」




そう言う大輝くんの声、表情はやっぱりどこか不機嫌そうだった。




「いいじゃん!4人でやろうよ、勉強会!
2人とも賢いから教えてもらえる、ラッキー!」




でも凛は、なんだか呑気なこと言ってるし………。



嫌な予感がしないこともない。




そう感じるのは、私だけかな………?