でも、本当に嘘なんだよね……?
そう思いながらもやっぱり不安な私は、ベッドに手をついて大輝くんから離れ、彼の顔を見つめた。
今この瞬間を見られたら、多分私が大輝くんを押し倒しているように見えるだろう。
だけど今はそんなことよりも……
「大輝くん、本当に大丈夫なの?
しんどくない?」
大輝くんのことが心配で仕方がない。
見つめ合う私と大輝くん。
私は彼が喋るのを待つ。
少しして、口を開いた大輝くん。
だけど……
「やばい、遥可愛すぎ。
いっそのこと、めちゃくちゃにしていい?」
大輝くんから放たれた言葉は予想外で………。
「え……?」
私たち、話噛み合ってないよね?
私の質問はスルーされた。
「あのさ、遥。
今の状況わかってんのか?自分が逃げられないって。」
大輝くんは真剣な表情で私を見つめる。



