ーーそして月曜日。


その日は特に何もなく、いつもと変わらない日常だった。


まずは木下くんにちゃんと話さないといけない。


どうやって話をしようと考えているけれどなかなか決まらなくて気づけばもう月曜日だ。


また明日からもこんな日が続いては何も始まらない!


明日には絶対に話すぞ、と心に決めて放課後を迎えた。


そして今日から補習の私は担任の先生に指定された教室に入る。


そこまでは良かったんだけど………


「………え?」


一瞬教室を間違えたんじゃないかと思い、もう一度見るけど合っていた。


じゃあ、なんで………


「遥。お前小テストやばかったんだってな?」


大輝くんがいるの………?