冷たい彼は私に溺愛







「残念ながらお前が入る隙なんてねぇよ。」




「………?」





大輝くんが木下くん見て何か言った。
でも、大輝くんの言葉も私には理解できない。





さっきから木下くんといい、大輝くんといい、一体何の話をしているの?





「これだから天然は………。」





しまいには私を見てやれやれと呆れだす凛。
凛まで……!?




「ねぇ、凛。どういうこと?」
「遥が自分で気付きなさい。」




そんなこと言われたって………





「………それはどうかな?
俺、諦め悪いから。」




………ほら、また。
諦めが悪いって何に対して?




凛の言う通り、私だけがわかっていないのかもしれない。





うーん、と頭を悩ませながらも、結局は昼休みが楽しみですぐに忘れてしまう私はやっぱり単純だった………。