他の男の人たちもそれに乗るように


「確かに!いつも周りから言われるもんな!」
「廊下歩くだけで色んなやつらから挨拶されるよな。女子からも!羨ましいぜ〜」


と続けた。


そ、そんなにすごいの……!?


まあでも当たり前か。
この容姿でこの性格なんだから。


でも私はもう知っているんだから……!


木下くんの本性というか、裏の部分を………!もう騙されない!


木下くんはそんな男の人たちを軽く笑顔で流していたけれど。


その間の私はというと、心の中で木下くんへの警戒心を強めることを決心した。