それからもしばらく大輝くんのお母さんと2人で話していると、大輝くんが帰ってきた。 大輝くんの隣に彼のお父さんはいなくて、1人だった。 「ごめんな遥。」 「気にしなくて大丈夫だよ。」 だってお父さんの手伝いだもんね。 将来継ぐみたいだし、忙しいに決まってるよ……。 そして大輝くんと私はまた彼の部屋に行く。 2人になるなり私は大輝くんに話しかけた。