浅野先生の授業が楽しみで楽しみで我慢できなくて前の授業が終わるとワクワクしていた
でも好きすぎて素直になれない。
これは私の性格の嫌なところだ。

いざ先生の授業になると、1番後ろの窓側に座っていた私は話を聞かずに窓の外を見たり、教科書やノートに落書きばかりしていた。
そんな時先生は見回りの時に私のところに来て教科書で頭を軽く叩いた。
「つぎ集中してなかったら教科書の角の固いところでたたくからな?」

もしかしたらこうやって構ってもらえることが嬉しかったのかもしれない。