極上社長とのスイーツレシピ。


背も高くてモデルようにスタイルもいい。

何より立っているだけでも
優雅な立ち振舞いに見えた。

すると社長は、ハァッ……とため息を吐いてきた。

「やはり駅近くだったのが不味かったか。
しかし教えてくれるのが松本シェフだし
この期を逃したくないし」

ブツブツと独り言を言っていた。

えっ?もしかして
同じ会社の人達と会いたくなかったのかしら?

もし、そうなら
私のこと歓迎されていない?

ガーン!!

そう思うとショックだった。

私は、驚いたけど社長に会えて嬉しかったのに
迷惑そうにされるなんて……。

しゅんと落ち込んでいると社長が

「比崎と言ったな?
俺がここに参加をしていることは、会社の連中や
他の奴には、絶対に喋るな」と言ってきた。