「え、いや、何も…」 私は頭が真っ白になり、おろおろしていると、ガシッと腕を掴まれた。 うわっ…! 「おじさんと遊ぼーよー ?」 「や、やめてください…!」 必死にその手を振りほどこうとするけど全く動かない。 どうしよう、私、どうすればいいの?! 誰か助けて…! 「誰か、た、助けてっ!!」 今までバスケ部で鍛えてきた、私の得意な大声で助けを求めた。 すると。