…んー?おかしいな。 周りは昼間なのに薄暗くて、細い道しかない。 これは、あれだよね。 迷子ってやつに、なったよね、私。 高校生にもなって迷子なんて… それにしてもちょっとこの場所不気味。 早く抜け出そう。 そう思って足を踏み出そうとした時。 「ねぇ、そこのお姉ちゃん何してんのぉ?」 中年ぐらいの男に話しかけられた。