私は一瞬で制服を着て、寝癖をつけたまま家を飛び出した。



「はぁ、はぁ…」



ダッシュで学校まで向かう。



もう…最悪だぁ…



なんで朝起きれなかったんだろう…



…あ!



そうだ、昨日は1時までシンジくんと…



そう考えると、なぜかこの遅刻も悪くない気がしてきた。



急に気持ちが明るくなり、昨日の会話を思い出しながら学校までダッシュした。