最悪だ。 活躍しているところを見せて、今の分を取り返さなきゃ。 頑張ろう、と気合を入れたところで「ピー」と笛がなった。 「集合!」とキャプテンが声を上げ、私達は山崎先生の所へ集まる。 「それじゃ、座って。今から、来週のスタメンを発表する。」 とうとうこの時間が来てしまった。 正直自信が無い。 「じゃあ、発表する。」