嘘でしょ嘘でしょ?



夢…?



周りは、この状況を理解したのか、キャーキャー騒いでいる。



「いいなぁー」「羨ましい~」という声がちらほら。






「ちゃんと血が止まるまで抑えといて。気をつけてね。」



そう私に言い、にこっと笑顔を見せる。



そしてシンジくんはステージに戻っていった。