一生片想い ーそれでも私はあなたを想い続けますー

そこには、あのシンジくんが立っていた。



目がバッチリとあう。



今、私に話しかけたの…？



大丈夫って、私に言ったの…？



っていうか、それよりもかっこよすぎる…





私は鼻血を流したまま、固まってしまった。



｢血が出てる…、抑えないと！｣



シンジくんはそう言うと、私のティシュを持っている手を掴むと、鼻に押し当てた。



え？え？え？



今、シンジくんが私に触れた…