異世界学園

ピピピピッピピピピッ!カタン
「はぁー眠っ。」
翔はいつものように制服に着替え、寝癖を直し、親の不味いご飯を食べずに学校近くのコンビニで買い、食べ歩く。いつもならスグに学校に行き教室でゲームをするのだが、
「ん?なんだあれ?」
空き地に生徒手帳のような物が落ちている。表紙には「イリス学園」と書いてある。
「誰のだ?落ちてるのもなんだし、交番とかに届けりゃいいか」
触れた瞬間、翔は七色の光に包まれた。
「なんだ!けど、何故か懐かしいような、暖かい」
力が抜け眠くなってしまった。

「んー…」
「気持ちよさそうに寝てるのは良いけど、君、大丈夫?」
翔が目を覚ますと映っていたのは女の子。
「うわっ!」
「うわっ!って失礼ね!心配して損したかも!」
見た目は翔と同じ高1くらい。膝ぐらいある長い白に近い髪色。
身長は翔より10cmくらい小さい。優しいターコイズ色のした瞳。
翔は見入ってしまった。
「なっ、なに見てるの!」
「あ!ごめんつい。可愛いから」
「ふぇ!」
彼女の頬が真っ赤になった。長い髪で顔を隠そうとしてる。照れ隠しに翔は見えた。
「って!じゃなくて!」
頬を赤くしたまま翔の方に寄ってくる。
「君誰?ここの生徒じゃないでしょ。どこの人?」
「お、俺は翔、北野 翔。」
「キタノ カケル?キタノが名前?」
「違うよ。翔が名前で北野が名字。」
「?」
彼女は首をかしげたまま考える様に腕を組んだ。
「いや、私の国とは少し違うのね。あ、私は、カナメ・シーラス=ラバーレン。高1!気軽にカナメって呼んで!」
「よろしく。で、ここはどこなんだ?」
「ここは、イリス学園。クリスという国のイリス使いの学園。君、知らないの?この学園の生徒スマホもってるじゃない。」
「え?」