「行きたい、京都に」 彼等の歩んで来た軌跡を自分の目で見たかった。 そう言うとパパは満足気に笑って頷いた。 「それならすぐに支度をしなさい」 「……え?」 「出発は2日後、4泊5日楽しもう」 「…………はぃぃぃぃぃぃぃい?????」 てっきりもっと先のことだと思っていた私はフルスピードで支度をしなければならなくなった。 雨だと言うのにトラベル用のシャンプーやら歯ブラシやらを近くのモールでびしょ濡れになりながら買い揃える。 今日は夜から塾だしそれまでカフェで勉強してよう。