気づいて、好き。




「な、なにするんですか…っ」



勝ち誇った顔の千疾さん。



「いやーね?泉ちゃんがあんまり可愛いものだから」



そう言って千疾さんは立ち上がる。




「…お迎え来てるよ〜」




耳元で囁かれた。



千疾さんの指さす方向には…雅さんがいた。