気づいて、好き。




顔はある程度隠してあった。


…けど、公園でかけられたあの声に印象が残ってる。




「俺ってわかった?やっぱ運命かな〜」



なんて笑いながらいう千疾さんは相変わらずだ。




「つか一人?暇なら近くのカフェ行こ!」



手を引かれるまま、私はカフェへ連れていかれた。