気づいて、好き。




「そーかそーか。泉もそういう年頃なんだな〜」



それがまた、子供扱いのようで苦しくなった。





当たり前のことだけど、なんとも思ってない所を見ると私ってバカだなぁと思う。





「気をつけろよ?あと、ごちそうさま」



そう言って雅さんは家を出ていった。