「な、なんでもないよ…ただちょっと、お姉ちゃんのこと思い出しちゃって…」 涙を拭き、笑った。 「そっか。じゃあ泉、帰ろ?」 手を引かれ、家に帰ろうとする。 その時、千疾さんが私のポケットに何かをいれた。 「じゃあ、またね〜泉ちゃん」 手を大きく振る千疾さん。 それに手を振り返した。