気づいて、好き。




「どちら様ですかー?」



帽子を深くかぶった男の人が立っていた。



「隣に越してきた…羽柴でーす。よろしく〜」



帽子をとり、ニコッと笑う雅さんがそこにはいた。




「え?隣に越してきたって…」




「時枝宅のお隣。泉、一人暮らし始めたんだって?」



あ、そういえば…




「あの、雅さん…」