これは 「狭山 千陽」 という高校一年生のある女の子のお話。









ここから急に物語が始まります????



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千陽(ある朝目覚めたら私は見知らぬ女の子
になっていた。)

千陽「は…?」

千陽「はぁぁぁああ?!!」

千陽「何?どういうこと?!誰だよ!まず、な
んで天井に鏡があるの??!意味わから
ん!」

千陽(まず、ここまでに至るまでをご説明し
ます。)






------------------ 昨日 -----------------


千陽「ねーお母さん!起こしてって言ったじゃ
ん!」

母「何度も起こしたわよ。千陽が悪いんでしょ
?」

千陽「もーいい遅れるし。いってきまーす。」

母「ちょっと千陽?ご飯はー?」

千陽「いらない!遅れる!!」

母「もう。毎朝毎朝自分で起きなさいよ。」

千陽(なーんてお母さんは言ってるんだろう
な。)

千陽「激チャリだーー!!」

数分後 ──── 。

千陽「ふぅ。ギリセーフ。」

絢「ちかー!おせーよ!w」

千陽(この子は絢。ちょっと男ぽくて お姉ち
ゃんみたいな子。)

真夢「ちかちゃん!大丈夫??」

千陽(この子は真夢。ふわふわしてて可愛い
女子力全開の女の子。)

千陽(私は基本この二人とつるんでいる。)

千陽「いやーそれがさ、お母さんがおこして
くれなくて。」

絢「自分で起きなよ。ちか母も大変だなー。」

真夢「大丈夫!これから練習していけばいいの
!ちかちゃんなら出来る!!」

千陽「真夢ありがとうーー(泣)」

絢「真夢はちかに甘すぎw」

真夢「そうかなぁ。」

絢「まぁ、ちかだししょうがないか。」

千陽「へ?」

絢「それよりさ!!面白いこと聞いちゃったん
だよね。」

千陽・真夢「なになに??」

絢「うちの近所で、一週間を永遠と繰り返して
る女の子がいるって噂が広まってて、しか
もその子は、ここの高校に通ってんだって
!」

千陽・真夢「へぇー。」

絢「絶対信じてないだろ。」

千陽「だってそんなん非現実的じゃん。漫画や
アニメの世界でもあるまいし。」

真夢「確かに。信じ難いなー。」

絢「えーー?真夢まで?」

真夢「私そういうの信じてないから。幽霊とか
UFOとか。」

絢「でもでも、今回は有力な手がかりがあって
1ーAに清田 華凛ちゃんって子がいるんだ
けど、まるで未来が見えているかのような
行動をよくするって。」

千陽「そんな子いたっけ?」

絢「いるんだよ!!だからさ、見に行って見よ
うよ!」

千陽「えーうちはパス」

真夢「私はいいよ。」

絢「真夢ーー!真夢は来てくれるって。」

千陽「何その目。……あー分かった行くよ。」

絢「よっしゃーー!」