『2人とも、遅かったじゃん‼︎』

祐奈が、私たちに向かってそういってきた。

すると、恵里奈が、

『あー、ごめんね〜
ちょっと話してただけ。』

と言った。

『えー、2人で話って何?気になる〜』

私がすかさず、
『べっ、別に大したこと
じゃないから』

『ふーん、 そう…』

その、祐奈言葉と同時に、

チャイムが鳴った。