『ねぇ、恵美。』
ある日、祐奈から声をかけてきた。

素直に、嬉しいと思った。

でも、彼女から出てきた言葉は…

『ねぇ、まだ、いじめてるの?
いい加減にしなよ!!
友達、いじめるような奴とは
親友になんて続けられない。』

私は、席から立ち上がった。
ショックだった…


『どこに、私が恵里奈をいじめた証拠があるの?
なんで、恵里奈のことは信じるのに
私のことは、全く信じてくれないの
おかしいじゃん!!』

『当たり前でしょ!?
私、アンタの親友辞めたんだから』

そう、祐奈は言って
私を睨みつけ、教室を出ていった。

夕日に照らされた
教室で、私はこんなことを思っていた